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Flower story 《 BLEACH 》

第11章 芽生える友情の花


「そうですよ。
自分ひとりだけが寂しくて悲しいなんて勝手に思わないでください......!」


その言葉を聞くと虚は一護の後ろに行く。


一「...なにして?」


すると虚は一護の斬魄刀を握って自身の仮面を自ら割った。

バラバラになった仮面が床に落ちる。


一「なにしてんだよ!?」


虚「きっとこのままでいても俺はいずれ正気を失って織姫を襲う。
だから少しでも正気のうちに消えておきたい。」


ル「一護。そいつの判断は正しい。
虚になってしまったものは二度と元には戻らないのだ。
だが、案ずるな...。
斬魄刀で斬るということは殺すということではない。
罪を洗い流してやるということだ。
罪を洗い流してやり尸魂界に行けるようにする。
そのために我々 死神がいるのだ。」


桜はただ黙って様子を見ていた。

虚の体が少しずつ消えていく様子を。


虚「それじゃ、サヨナラだ織姫...。」


織「......お兄ちゃん......。」




織「......いってらっしゃい......。」




虚は涙を流しながら笑顔で空へと消えていった。

その途端に織姫は泣きじゃくる。

桜は織姫を優しく抱きしめた。

しばらくして。


ル「傷は?」


織「だいぶ治ったよ。
あ、あたし色々と聞きたいことが...。」


ボンッ!!!!!!

という音とともにルキアがある道具を使い
織姫は倒れる。

そしてたつきにもかます。


一「な、なんだそれ!?!?」


ル「記憶置換だ!!
魂魄に害はない。安心しろ。
まぁ桜にはなぜか効かないからもうしないが......。」


「わかってるよ。
ナイショでしょ?」


ル「あぁ。よろしく頼む。」


そしてつぎの日。

キレイに織姫とたつきの記憶は変えられておりこの事件は片付いたのだった。


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