第11章 芽生える友情の花
織「やったぁ!!!!!
じゃあ明日だよ!?ぜーったいだよ!?!」
「りょーかいっ!!!!」
た「まぁ桜がいれば安心かな...。」
一年三組の教室で盛り上がっている3人の女子。
井上織姫 有沢たつき そして水瀬桜。
この3人は明日の夜、織姫の家に遊びに行くという約束をしていた。
織「うわぁー明日が楽しみだなぁ......。」
た「桜は織姫の家に遊びに行くのって初めてだよね。たのしいぞぉー!!」
「ほんとに楽しみ!!
たくさん盛り上がろーね!!!」
織・た「もちろん!!!」
そしてふたりはトイレに行くと言って席を立つ。
その隙を見計らってかひとりの男子が桜に近づく。
?「あの水瀬桜さんですよね?」
「はい。はじめまして。どうしたんですか?」
初対面の相手にもフワリとした優しい笑顔を見せた桜。
その場面を見て後ろでイライラしてる人物がひとり。
一「なんだよアイツ。桜に気安く近づくんじゃねぇよ。」
ル「嫉妬か?」
一「そ、そんなんじゃねぇよ!!///」
ル「顔に書いてあるぞ?
あー、桜はなんであんな笑顔を初対面のヤツに見せるんだ。ふざけんな。
...............とな。」
一「おめぇが一番ふざけんなっ!!!///」
ル「仕方ない。私が会話の内容を聞いてきてやる。」
一「え、ちょおい!!!!」
一護が止めたのなどをお構いなしに桜の近くに行くルキア。
そして、そーっと耳を傾ける。
すると会話が聞こえてきた。
?「今日の放課後さ、校門裏に来て欲しいんだけど......ダメかな?」
「ぜんぜん大丈夫だよ!!!
今日の放課後でいいんだよね?」
?「う、うんっ!じゃあ放課後ね!!!」
といって男は教室から出ていった。
ルキアは急いで一護の元に帰る。
ル「おい一護、やばいかもしれんぞ。」
一「な、なんだよ!?」
ル「放課後の呼び出し...と言えばわかるか?」
一「...まさか............」
ル「あぁ。たぶん今日 桜はヤツに告白をされるであろう。」