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Flower story 《 BLEACH 》

第10章 再会した記憶なき花


ル「......そうだ...。
もう私は...目の前が真っ暗だった。
大好きな親友が瀞霊廷の裏切り者...。
......そして 殺されたと......。」


一「...瀞霊廷の裏切り者って...。
桜は何をしたんだよ......?」


桜が他人に危害を加えるなんて信じられなかった。

だって...............。


一「あいつは、桜は人間不信なんだぞ!?」


ル「なっ!?人間不信だと!?」


一「...知らなかったのかよ?」


ルキアには考えられなかった。

あの明るい桜が人間不信だと。

海燕を亡くしてからすこしおかしくなった桜。

やっと......やっと普通に笑ってくれるようになってたのに.........。


ル「...私は叶うことなら桜にもう一度だけ会いたかった......。
しかし...............。」


一「.........なんだよ......?」


ルキアが口を開こうとした瞬間だった。

ガチャッという音がして一護とルキアが
音のした方をふり向いた。


「あ、お取り込み中だった...?」


ドアの隙間から少し綺麗な顔が覗いた。

風になびいて黄色の髪が揺れる。

まるで妖精のように.........。


一「...桜...。」


一護が気になってルキアの方を見ると...。


ル「っ!!!!!」


今にも泣きそうな顔をして遠目で桜を見ていた。

一護はこの時察した。

ルキアは今すぐにでも桜の元によって
桜を抱きしめたいんだ と。

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