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Flower story 《 BLEACH 》

第10章 再会した記憶なき花


「..................ここ どこ?」


周りを見渡す桜。

きれいな花が1面にある花畑だった。


「ここ............。」


桜は不思議な感覚におそわれた。

来たことがないはずなのになぜか懐かしい。

そして聞こえてきた......。


?「............桜.........。」


バッと後ろを向く。


「...............え?」


桜の後ろには年は同じくらいの
とても綺麗な女の子がいた。


?「桜 ひさしぶり。」


ひさしぶり。

初めてあったはずだった。

でも、どうしても初めてとは思えなかった。

そして自分の名前を知っていた。


「.........私を、知ってるの?」


そう問うとニッコリと笑って。


?「当たり前じゃない。忘れるわけがない。」


「............どうして......。」


すると彼女は少し悲しそうな微笑みを向けて


?「......桜 おもいだして。」


おもいだして。

その途端 桜の頭を凄まじい痛みが襲った。


「あぁ!!!」


その場に座り込む桜。

そして強い風が吹きあたりを花びらが舞う。

あの彼女の姿が少ししか見えないぐらいに。


?「桜 わた、、の、、は.........」


「な、に.........?きこえな......!!!」


またしても鋭い痛みが襲う。

声も発せないくらいに。

そしてさっきよりもさらに強い風が吹く。


?「わ、、、の、、、、、、、め。」


彼女の姿が完全に花びらに覆われた時
桜はその場に倒れ込んだ。


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