第9章 すすみだす花時計
「一護!!」
昨日言われたとおりにあの場所に行くと
一護がいた。
一「おはよ桜!!!」
「おはよう!」
そして当たり前というかのように桜のカバンを持つ一護。
桜は申し訳ないと言ったのだが
俺が勝手にしてることだから気にするな と
いわれた。
そして学校につく。
一「そういや桜クラスどこなんだ?」
「昨日先生から連絡があって1年3組って言われた。」
一「1年3組か!
俺と一緒だな!じゃ案内してやるよ!」
「ふふっ。ありがと。」
そして教室についた2人。
教室の扉を開けて中に入るとやはり昨日来ていなかったからなのかたくさんの視線を感じる桜。
「............う。」
たくさんの人の目が自分を見ていると思うと
また怖くなってくる。
そして一護の制服の裾を少しつかむと......
一「......あぁ。大丈夫だ。俺がいる。」
と言って桜をかばうように前に立つ。
そして桜の席に案内する。
桜の出席番号は12番。
一護は11番で席は離れてしまった。
一「ここだな桜の席。
俺は少し後ろだけどなんかあったら呼べよ?」
コクンと頷く桜。
じゃあな?と言って桜の頭をポンポンして一護も席につく。
すると後ろの人から話しかけられた。
?「ねぇねぇ名前なんていうの?」
「......え?」
後ろを振り返るとオレンジの色の髪をした
美少女ともうひとり元気そうな女の子。
?「バカかあんた...。
まず自分の名前を言わないと.........。」
?「あっそっか!」
そして目をパァっと輝かせて言う。
織「あたし井上 織姫!!
で こっちは有沢 竜貴ちゃん!」
竜「ごめんね?この子ほんとバカでさ?」
織「ねぇねぇあなたの名前は?」
仲のよさそうな2人だった。
そしてなぜか恐怖心はなかった。
恐怖心どころか少し嬉しかった。
そして桜もいう。
「水瀬 桜。よろしくね?」