第15章 うるさいよ @ 月島蛍
『んっ…蛍…』
「久々なのにすぐ解れちゃった。気持ちいいこと大好きなんだね。」
『ちが…んぁっ…』
下着も全て剥ぎ取られ、ベッドの上で脚を開かされ、指で弄られる。
月島の長い指が中を行ったり来たりして、それだけで花の頭は蕩けそうになる。
「こんな下着濡らしといて説得力ないよ?」
『うるさい…ばか…』
意地悪な表情で花を見下ろして笑う月島は、花がそう言うと不機嫌そうな顔をして、下着の上からでもわかる小さな蕾を引っ掻いた。
『やっ…だめぇ…』
「嘘ばっか。ほんとは好きなのに。」
あっという間に下着を脱がされ、脚を大きく開かされた。
月島は既に張り詰めた自身にゴムを被せてゆっくりと花に当てがった。
『やぁっ…蛍…』
自然と流れる涙を、月島の細長い指がそっと拭う。
必死になって唇を近づけると、勢いが強すぎたのか月島のメガネが頰に当たる。
それに気づいた月島はメガネを外し、花に顔を近づけた。
『や…イく…んっ…』
「花…あっ…」
絶頂を迎えて力の抜けた月島は、花に覆い被さって小さく笑みを浮かべた。