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黒子のバスケ~美女と悪女~

第6章 第三章


歩いてるなか私は血が廊下にたれないように気をつけた。
生徒はほとんどが帰っていた。
残っている人もいるだろうけど運よく誰とも出会わなかったのだ。

私はよかったと思ったのもつかの間。
なぜなら、目の前に青峰大輝と黄瀬涼太がいたからだ。

「お前、ちょっとこい!」
私は傷だらけの腕を強く握られて傷口がひらき痛かったが腕をふりほどくことはできなかった。

2人は私を誰もいない保健室に連れて行きベッドに押し倒した。

「なにすんの!?」
私は起き上がろうとしたが、両手を頭の腕で固定されていて起き上がれなかった。

私は両手を頭の腕で固定されて恐怖を覚えた。
このままじゃやばいと思ったのだ。
足と腕からでている血が真っ白なシーツを赤くした。

「姫華がレイプされたって泣いてきたんだよ!!
だからお前にも同じことしてやろうと思ってな」
青峰くんはそう言うと私のスカートの中に手をいれた。
太ももを撫でられた途端に私はより恐怖が増し、背筋が凍った感覚になった。

「っ!やだっ!は、、なして!」

「離さないッスよ。
姫華っちも同じ思いをしたんだから」
黄瀬くんも私の足やら脇腹を触り始めた。

しまいめには、制服ボタンをひきちぎるようにあけた。
手の生温かい感触がとても気持ち悪い。
私がなんと言おうと2人はなにも言わない。

「いやっだ・・・離して!」
私はおさえられていない足で黄瀬涼太と青峰大輝をけった。
2人はお腹をおさえて床に座り込んだ。

私は今しかないと思い、ベッドの反対側からおりて保健室から走って出た。
それからずっと走って教室に向かった。
走っている途中も2人の生温かい感触が体に残っていて気持ちが悪かった。

私が曲がり角を曲がったとき、誰かにぶつかった。

ドンッ!!

「っ!!ご、ごめんなさい!!」
私が謝って相手を見るとそこには今、もっとも会いたくない人たちに会ってしまった。

黒子テツヤと緑間真太郎と紫原敦だ。
三人は驚きが混じった顔で冷たく私を見下ろした。
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