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黒子のバスケ~美女と悪女~

第6章 第三章


「飛鳥SIDE」

「・・・ふあー」
私は自然と目が覚めて大きく伸びをした。

・・・放課後かな?
私は携帯を見た。
すると、時刻はとっくに放課後の時間になっていた。

「あ、やばい。
桃ちゃんに、先帰ってもらお」
私は今から保健室に行って着替えてたら時間かかると思い、桃ちゃんに電話をかけた。

「あ、桃ちゃん?遅れそうだから先帰ってていいよ」

「え?そうなのー?わかったぁ」
私は電話をきると立ち上がった。

「よし、、」
私は一人小さく呟くと保健室に行こうと歩きだそうとしたときに、目の前に誰かがたちはだかった。

私が顔をあげるとそこには、クラスの男子が何人か立っていた。

「なにか、ご用意ですか?」

「お前、いいかげん姫華に謝れよ!」

「嫌です」

「チッ、、今日とゆう今日は許せねー」
男はそう言うとポケットからカッターを取り出した。
刃をほとんど出すと、男は私の左腕を切りつけた。

「っ!!」
今は夏服なのでブラウスが半袖とゆうこともあり、直接切られたのでするどい痛みが走った。
私が腕を抑えたが左腕からは血がダラダラと出ていた。

・・・どんだけ、キレあじがいいカッターなの?
めっちゃ痛い。

「お前なんかめちゃくちゃにしてやる!」
男がそう言うと同時にまわりにいた男もカッターを出し私を切りつけ始めた。
腕だけじゃなく、足までを切りつけてきて私は立てなくなってしまった。

「痛っ!」
私は足や腕をおさえて座り込んだ。
血が出ていて立ち上がろうとすると傷口がひらいてしまう。

「フンッ、、これでちょっとは謝る気になっただろ」
男はそう言い残すと私の前から去った。

「けっこう痛い、、、、、、けど、謝る気はないから」
私はそう呟くと痛いのを我慢して保健室に行った。
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