第6章 第三章
「青峰・黄瀬SIDE」
俺は、二時間目までサボると三時間目から授業にでた。
それから普通に授業を受けて六時間目が終わると帰る準備をして青峰っちのクラスに行った。
「青峰っちー、今日部活ないし一緒に帰らないッスかー?」
帰る準備をしている青峰っちに声をかけた。
「黄瀬か。別にいーぜ」
青峰っちは帰る準備をし終わると立ち上がった。
そして教室を出ようとしたとき、姫華っちが泣きながら俺たちのとこに走ってきた。
「大輝ぃ・・涼太ぁ・・・」
「どうしたんだよ!?
また、あいつにやられたのか?」
「姫華っち!大丈夫ッスか!?」
「ヒック、、、れ、レイプされたぁ・・・」
「!!!あいつのやろぉ」
「姫華っちを泣かすとか許せないッス」
「黄瀬!あいつ探しに行くぞ!」
青峰っちがそう声を荒げて言うと俺たちは走りだした。
「・・・フッ・・・ほーんと騙されやすいんだから」
藤堂姫華は、嘘泣きで流した涙を手でふくと小さく笑った。
「これで、あいつも終わり」