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黒子のバスケ~美女と悪女~
第6章 第三章
私は中庭まで走るとしゃがみこんだ。
犬の体は完全に冷たくなっていた。
私は声を殺して泣きながら中庭のはしに穴を掘り始めた。
爪のなかに土がつまっていようが指に石がささろうが気にせず穴を掘った。
掘り終わるとそこに近くにあった葉っぱをしいて、その上に犬をおろした。
そして、また近くにあった花や葉っぱをまわりに置いて土をかぶせた。
「っ・・・うっ・・・ごめんね・・私のせいで、私のせいで死んじゃった、、、ごめん、ごめんね・・・」
私は犬を埋めた土の上に手を添えて泣きながら誤った。
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