第6章 第三章
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ピピーピピー
いつもと同じ目覚まし時計の音がなり私は重たい体をおこした。
「ふあー・・・」
私はベッドからおりると欠伸をしながら大きく伸びをした。
「おい、早くしねーと学校遅れるぞ」
「・・・はぁぁぁ!!??
なんでいるの!?」
私は、ソファーに座ってコーヒーを飲んでいる花宮くんを見て一気に眠気が覚めた。
「泊まると昨日言った」
「いやいや、昨日部屋用意したじゃん」
「お前の兄に起こせと言われた」
「断ればいいでしょー」
私はブツブツ言いながら学校に行く準備をし始めた。
準備しながら気づいたことが一つある。
花宮くんは今日、学校がないのかとゆうことだ。
普段の日だし学校が休みなわけないだろうし。
私は制服に着替えて髪の毛をして、椅子に座ったときに花宮くんに聞いてみた。
すると、
「今日は、学校ができた日とかなんとかで休みだ」
と言った。
私はそうかと軽い返事をすると朝ご飯を食べ始めた。
それから少しして朝ご飯を食べ終わると花宮くんの隣に座った。
「今日さ、花宮くんずっとここにいるわけ?」
「夕方には帰る」
「そっかー」
「おい、お前、ピアスつけなくていいのか?」
「あ、ほんとだ」
私は花宮くんに言われてカバンからピアスとピアスを取り出した。
「けっこう綺麗だねー」
私がピアスを手に持ち見ていると花宮くんがピアスを取り上げた。
「ちょっと!」
「俺がつけてやる」
花宮くんはそう言うと私の耳にピアスをつけてくれた。
ついでにリボンもつけてもらった。
「ありがとー
じゃ、学校行って来ます!」
私は花宮くんにお礼を言うと部屋をでた。