第8章 最終章~悲しみの終わり~
黄「それは………昏睡状態ってことすか!?」
医師の反応を待つ。
医「ええ。そうです。
わたくしどもとしても、飛鳥様………お嬢様の命は必ず助けたい。ですが、このような状態になっては、いつ目覚めるかわからないのです。私たちは、見守ることしかできません。ただ、
皆さんがそばにいてあげてください。
きっと目覚めますから。お嬢様は強いお方ですから。」
医者は目を真っ赤にして訴えた。
全「はい。必ず毎日顔見せにいきます。飛鳥のために…」
医師は(^-^)とほほえみ、病室を出ていった。
最後に、「いつまで要らしても構いません。泊まってくださっても。時間の許す限りいていただけて結構ですので。」
といって出ていった。