第3章 出会い
遠くから声が聞こえる。
?)…い。…っい!…おい‼︎
雪)………
雪は目を開けた。ぼんやりと銀髪の男の顔が見える。
?)おい‼︎大丈夫か?
しかしまた雪の意識は遠のいていった。
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雪が再び目を覚ますと天井が見えた。
雪)……っ‼︎ここは⁉︎
布団に寝かされていた雪は、ガバッと起き上がる。
?)あ!やっと起きました?まだ安静にしていてください。
そういいながらお盆にお茶をもったメガネの青年が近寄ってくる。
?)やっと目ぇ覚ましやがったか。
あっちの方で長い椅子に寝そべっていた銀髪の男がこっちを見た。
?)体大丈夫アルか?
変な訛りのあるカワイイ女の子が雪の布団の傍で見つめている。