第5章 万事屋
翌朝、私は朝10時くらいに目が覚めた。
みんなもう起きているだろうと思って見に行ってみると誰も起きてはいなかった。
雪)朝ごはん、作ろうかな。
私は朝ごはんを作り始めた。
作り始めて間も無く新八くんがやってきた。
〈ガラガラガラ〉
新)おはようございます。
雪)新八くんおはよう。
今、朝ごはん作ってるけど食べる?
新)あ、いただきます。では僕は2人を起こしてきますね。
そう言って新八くんは寝室に向かった。
私がごはんを作り終えてテーブルに持っていくともう2人は席についていた。
雪)銀さん、神楽ちゃんおはようございます。
2人は眠そうに目をこすっている。
私が全ての料理を運び終えると食事が始まった。
3人ともすごく料理を褒めてくれて全部食べた。
眠そうにしていた2人も食べ始めたらイキイキして話しも弾み楽しくて終わった。
銀)おい雪。何か甘いもの。
片付けをしている私に寝転がっている銀さんが言ってくる。
雪)お団子で良かったら。
私は朝ごはんと一緒に作ったお団子を食卓に運んだ。
3人は団子を食べながらテレビを見ている。
そろそろここも出て行かなければいけない。奴らのことだ、もうじきここもバレると思う。
もし奴らがここにきたらこの人達も無事ではすまないだろう。
そんなことを考えているときだった。
〈ピンポーンピンポーン〉
インターホンの音がなる。お客さんだろうか。
私はお茶の準備をしようと席を立った。すると
〈ガラガラガラ〉
土)おい‼︎万事屋いるか?
そう言いながら入ってきたのは土方さんだった。