第5章 万事屋
〜IN 万事屋 〜
私は渋々ここまで運ばれてきた。
何度自分で歩くと言っても銀さんは下ろしてくれなかったのだ。
銀)よし、もう少しで医者がくるからここで寝てろ。
銀さんが私を布団に下ろす。
雪)…ありがとうございます。
新)雪さん。僕のせいでこんな怪我させてしまってすいません…
新八さんが申し訳なさそうに謝っている。
雪)いえ。私が勝手にしたことなので!怪我が無くて良かったです。
そうこうしていると医者が来た。
弾を取り出す作業はすぐに終わり、医師は止血と消毒だけすると帰って行った。
空はもう暗くなり始めていた。
神楽さんは帰ってきたが敵は逃がしたらしい。
神)雪ごめんヨ。取り逃がしてしまったアル。
怪我大丈夫アルか?
神楽さんは心配そうな顔をしている。
雪)いえ。わざわざ追ってくれてありがとうございました神楽さん。体はもう大丈夫です。
神)よかったアル。私のことは神楽でいいアルよ!
雪)じゃあ神楽ちゃんで^ ^