第1章 旅の始まり
『王、説明には…このまばゆい光は
選ばれし者の光らしいです!』
『な、何じゃと!?こんなへっぽこが選ばれし者じゃと…』
王様、地味に酷いな…
『でも、しょうがないか…』
王様は諦めかけたように言った
『おほん、ではお主は嘘つきでは無いことが分かった…では勇者よ、お主に10000ゴールドやろう、これで武器を買うのじゃ…成功を祈る…っていい加減!お手玉を回すのを止めるのじゃ!』
『いや、止まらないんです!』
『しょうがないのう』
王様は魔法を唱えるとお手玉は落ちた
『ありがとう御座います』
『大丈夫かのう…』
そう言って俺は城から出た
すると未桜が目の前で待っていた
『勇者になれたんだね?』
『うん』
『ねえ、赤灯…私もついて行ったらダメ?』
『ダメに決まってるだろ?危ないし』
『で、でも私、赤灯の力になりたいから!』
『親には行ったのか?』
『言ったわ…良いってさ』
『良いのか!』
『よし!俺らで魔王バターを倒すか!』
『ええ!倒しましょ!』