第1章 旅の始まり
(ピピピピ
いつもの目覚ましで俺は起きた
『うーん…今日も眠いな…』
そう言いながらも渋々部屋を出る
『おや、おはよう赤灯』
『おはよう赤灯、ご飯出来てるわよ?』
いつもの親父とお袋だ
『おはよう…』
そう言いながらも席に着いた
ご飯を食べてる途中に親父が話しかけてきた
『なあ、赤灯』
『ん?何だよ?』
『真剣に勇者になってみないか?』
『嫌だね、そんなめんどくさい事』
『めんどくさいとか言うな、なあ?世界が危機にさらされて居るんだぞ?』
そう、この世界は世界の危機にさらされていた
何しろ、謎の魔王バターが世界を崩そうとしてるらしい
でも、俺は別に誰かが倒せば良いと思う
そう思うのだ
『じゃあ、俺、未桜と遊んでくる』
『行ってらっしゃい』
親父とかがやけにニヤニヤしていたが
無視をして俺は家を出た