第4章 親父の浮気
自宅に着くと7時になっていた。玄関をけて自室に戻り、全部着替えて制服を着る
脱いだ洋服を持ち、洗濯乾燥機に入れて洗剤を入れてボタンを押して、自室に行き学校の支度を整えて龍太の家に行く
ピンポーン
龍太
「おはよう!バイクだろ、鍵はこれで書類はこれな!半キャップが2個!」
藍
「おおきにな!親父は何でも無かったんよ!さて、学校に行きますか!」
藍、バイクのエンジンをかけて、龍太を後ろに乗せて発進
藍
「ぎゃー!あはははっ!楽しいやん!」
バイクが爽快に走り出す……
龍太
「こえっー!ちゃんと運転しろよ!」
ギャギャ言いながら学校近くまで行き、公園にバイクを置き鍵とチェーンを掛けて登校する
藍、龍太教室に入り
藍
「お早うさん!」
省吾、健二
「おはよう…」
藍
「あれ?暗いやん?」
龍太
「本当だ!何があったのか聞かないよ!」
藍
「自分の事は自分で解決し!」
省吾、健二
「……。」
チャイムが鳴り授業が始まる。藍は2日間の授業を休み真剣に授業を聞き、4時間目が終わり教室でお昼を食べる
龍太
「藍、弁当はある?」
藍
「智明におにぎり2個!渡されたんよ!」
龍太
「智明って??あっ!上田さん!」
藍
「そや!朝、おにぎり持たされた!」
藍、おにぎりを頬張る
省吾
「だからなんとかしないと…」
健二
「なんとかってどうすんだよ!」
藍
「他で喋り!お昼はアカンよ!うちも龍太も反対したんやからな!助けないで!うちも色々あって忙しいんや!」
龍太
「藍、今日は合気道の日だからな!」
藍
「ハーイ…」
お昼時間が終わり、5時間目が始まる
理科の時間だ…ヤッパリ素敵!楽しみにしていた授業が外からの声でかき消されて行く
暴走族
「相田 省吾!出て来いや!逃げてんじゃねえ!」
ブォン!ブォン!ブォン!
理科の先生
「であるから…して……」
ブォン!ブォン!ブォーン!
暴走族
「金持って出て来いやーっ!あははっ!」
藍、省吾を捕まえて、教室から省吾を叩き出す
藍
「授業が聞こえない!(怒)」
…健二も省吾の後を追う
理科の先生
「じゃあ、初めから説明します。」
なんとか楽しい理科の授業が終わり、龍太と自宅に帰る