第3章 GW合宿
……1人分の補充を考える
藍
「?!いるやん!暇人がおるよ!うちが、居なくなったら、仕事が無いやん!敦を連れて行くで!」
省吾
「それで、決まりだね!(喜)」
藍
「ツルチンのお前が言うな!(怒)!」
龍太・健二
「「決まり!決まり!」」
……毛ジラミ対策をして、解散する。藍は一人残り、後片付けをして自宅に戻る
藍
「ただいま帰りました!」
自室に戻り、制服から部屋着に着替えて合宿の準備をする
藍
「パンツにブラジャー、2日分だけど汗かくから多く持って行こう!ジャージにTシャッツ、スエット、道着にタオルか?…爺さんに鍵、返してない。」一人事を言う
……爺さんに蔵の鍵を返しに行く。ドアを叩く
藍
「爺さん?おる?」
爺さん
「居るよ!入っておいで。」
鍵を渡す…敦が爺さんの肩を揉んでいた
藍
「鍵、返しに来で!ありがとな!敦は爺さん孝行か?偉いね!明後日の合宿は敦も参加する事になっとるから準備してな!」
敦
「オレも参加なんですか??お休みだと思いました。」
藍
「敦はガードマン兼家庭教師やろ!サボるんか?うちが誘拐されたら、敦のせいにされるで!」
爺さん、話しを聞いて笑ってる
爺さん
「敦はガードマンの自覚が無いな!藍が誘拐されたら、どう責任を取るんだ?普通の責任じゃ許されない。だれの娘か?自分の置かれている(組)立場を考えよ!…敦の代わりはいくらでもいる!藍は口が悪いが、家族仲間思いの子だ!敦は藍の夢も聞かされてないなら、まだ、信用されて無い。まあ、頑張りなさい!」
敦
「判りました。きちんと考えます。」
…普通に学校の送迎やどこかに行くだけを考えていたな。余りにも平和に日々が過ぎているから…抗争や他の組が狙って無いとはいえないけど、お嬢様な中学生とは違うな。気を引き締め直さないといけないな
藍と敦は爺さんの部屋から出て、敦は部屋にに戻った。藍はおかんを探しに居間に行く
藍
「おかん、話しがあるんやけど…。」
テレビを見て泣いている。ドラマを見ているらしい。
母
「…(泣)…どうしたの?」
藍
「小遣いが欲しいんやけど…。」
母
「いくら欲しいの?」
藍
「3万くれ、明後日の支度に使いよる!」
母
「…(泣)……。わかりました。何、買うの?」