第8章 風紀委員は……
先生が全員にノートを返す
藍、ノートを開けるとコメントが書いてある
「程々に!結合するよりも、もっと固体を見極めろ!」
藍
「固体を見極めろや!挑戦状か?」独り言を言う
理科の授業が始まり、聞きながらノートに書き込む。黒板を見ると……先生と目が合い
先生、藍を見て
「ふっ!」と笑う
藍、視線を外して
藍
「なんやの!頭に来るで!」独り言を言う
藍、黙々とノートに書き込む
授業が終わり、次の授業の準備をする
チャイムが鳴り授業が始まる
2時間目は社会
藍、ノートに書き込みながら…
徳川家を書いて行く…家康、秀忠、家光、家綱、綱吉、家宣、家継、吉宗、家茂、家治、家齊、家慶、家定、家茂、慶喜…社会は楽しいやん!
全部の授業が終わり、帰りに水着が配られる。競泳用の水着!本格的だ!
藍、水着一式を鞄に入れて帰る
帰りの車の中で
藍
「剛、5時に下に車の用意してな!うち、キックボクシングを見に行くから、宜しく頼むで!」
龍太
「あっ!オレも行く!」
健二
「オレも行きたい!」
省吾
「……。」
藍
「省吾は強制な!」
4人で見学をしに行く事になり、5時にマンション下に集合の約束をする
藍は1Fで別れてクリーニングを受け取り、部屋に帰りクローゼットに制服をしまう。寝室のクローゼットにスーツ、ワイシャツ、ネクタイを掛けて置く
部屋に戻り、着替えて買い物に行く
藍、スーパーでアレコレとカゴに入れる。冷凍食品からレトルト食品、カップ麺、野菜、肉を買って帰る。凄い量だが急いで帰り、冷蔵庫に全てしまい込む
時間を見ると5時になるので、1Fに降りて皆んなでキックボクシングジムに車で向かう。車の中で
龍太
「藍は見なくても入るんだろう!オレもだけどな!」
藍
「うちは入るで!」
健二
「オレもヤりたい!」
省吾
「余り、やりたくないな!」
省吾、藍にド突かれる
藍
「ヘタレがやらんで、どないするんや!(怒)」
龍太
「やっぱり、体を動かしたいもんな!」
健二
「ランニングだけじゃ、つまらないからな!」
話しているとジムに着き、降りてジムに入って行く
藍
「見学を予約した七瀬です。宜しく!」
ジム関係者
「ここに座って見てね!」