第7章 鍵の中身は……
藍、智明と一緒に入って行く、1階の部屋を見て回るがロッカーはない、それらしい荷物もない…2階に上がり部屋を見て回るが何もない、1階に降りて階段の下に入ってないドアがあり開ける……何もない
藍、智明、玄関を出て、隣の爺さんの家に行くが警察が見張っているので通り過ぎて、山に向かう。一本道を歩くと、不法廃棄物が多い山が見えて来た。
藍、智明、歩き進めて、廃棄物からロッカーを探すと……あった!
藍、リュックからゴム手袋を出してはめる。鍵を出して、0038に鍵をさして回す……カチャ!回った
ゆっくりとロッカーを開ける…アルバムとビデオテープが入っている。
藍、アルバムを出して見ると中の良い家族写真や行方不明の男の子の写真があった。アルバムを捲ると、お手伝いをしている格好の女性と行方不明の男の子が仲良く写っている。さらに捲ると、亡くなった当主らしき人と肩を組んでいる男の人が写っている
藍、あれ?この人は……
さらに、ページを捲ると手紙が挟まっていた。手紙を見ると、男の子に宛てた手紙だ……
悠くんへ
悠くんはお父様の子供ではないのです。御免なさいね。お母さんには大好きな人がいました。お母さんは大好きな人と結婚の約束をしてました。結婚の約束をして、悠くんが授かりました。
お母さんは大好きな人の子供を産んで幸せです。大好きな人とは一緒になれなかったけど、お父様も私を大事にしてくれました。悠くんを自分の子供の様に育て、接してくれました。幸せです。病気が良くないので、手紙に認めました。悠くん御免なさい。母より
手紙の裏に写真があった。肩を組んでいた男の人が1人で写っている
手紙をもとに戻してアルバムを捲ると、今度は隣の爺さんらしき人と男の子が写っている
さらに捲ると……男の子がレイプされている写真が挟まっていてバラバラに落ちて来た
酷い写真だ……ハメどりを平気でしている。藍、写真を拾いアルバムに挟む
次を捲ると…借用書が2枚挟まっている。開いて見ると……爺さんと…!!!
藍
「!!!事情聴取したデカや!」
藍、アルバムを捲ると…綺麗になった行方不明の息子が写っていた……面影があり過ぎだ…女性になったんやね
次を捲ると…デカと養子縁組をした戸籍謄本が入っていた
藍、全てをロッカーに仕舞い込み鍵をかける