第4章 親父の浮気
藍
「組員はアカンな!組員は抗争になるから一般人がええよ!まあ、捕まらない程度にする予定や!しかし、味噌汁美味いな!」
ご飯を食べながら話す
智明
「藍、タクシー使うのか?今はタクシーも足が付くぞ!ドライブレコーダーが付いてるからな!明日、現地に行くんだろ!現地まで乗せてやるよ!現地で捨てるからな!」
藍
「おおきにな!タクシーのドライブレコーダーは気がつかなかった…不覚や頭の中を交換して…」
智明
「だってオレ、T大卒業だもんね〜♪」
藍
「敦と同じやん!だからか…Sブリが(泣)」
智明に頬っぺたを抓られる
智明
「早く食え!」
食事を終えて2人で片付けて、お天気が良いので布団を干したり掃除をする。
藍
「智明はお客さんだから、50畳の部屋にホカホカな布団敷くで!」
智明
「藍と同じ部屋にして!1人はヤダ、罰ゲームか!」
藍
「あははっ!しゃあない、特別やで!」
藍の部屋に布団を運んで敷く
智明
「藍の蔵が見たい、1度も見た事が無いから見せて欲しい!」
藍
「あれ?そうやったけ?普通の蔵やで〜♪」
藍、鍵を取り出し、智明と蔵に行き蔵を開けて電気をつける
智明
「蔵の中とは思えないな!アジアン風?和風?いいね〜お洒落だ!」
藍
「ここはうちの秘密基地や!色々なもん作ったり、作戦会議したりするんや!楽しいで(笑)」
智明、二階に上がって行く…
智明
「これは?」
藍
「見たままやん!カメラを潰すスプレーに爆薬、小型カメラに小型無線機、タバコの盗聴カメラ…まあ、色々や!潰すアイテム満載!後は飯山の息子がいれば…バッチリや!」
智明
「敵にしたら怖いね〜♪仲間で良かったよ(笑)」
蔵を閉めて自宅に戻り、藍は風呂に行きお湯を出し浴衣と歯ブラシを出して置く
藍は居間に行き、キッチンを覗くと智明はキッチンでパスタを作っている。
出来上がり居間に2人で運び、冷蔵庫からビール取り出す
智明
「今日はキノコのスープパスタにシーザーサラダ!」
藍
「ホンマにおおきにな!さて、食べるで」
智明、藍
「「頂きます!」」
ビールを飲みながらご飯を食べて、それぞれに風呂に入って藍の部屋に寝るはずが…
智明
「何で押し入れで寝るんだ(怒)!」
無理やり一緒に寝かされる…