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銀色の恋

第5章 木ノ葉隠れの里



「まず、ここは木ノ葉隠れの里だ。俺たちの住んでいる里だ」右も左もわからないようなわたしたちをそのままに、飄々とした表情で説明していく。

え、まってまって
そもそもあなたの名前は?

「あの…」思いきって話しかけてみる。
「あなたの…お名前は…?」

すると、銀髪の男は驚いたようにこちらを見て言った。
「あれ?まだ名乗ってなかった?カカシ。はたけカカシ」
…この人、ちょっと抜けてるのかな。
「カカシさん…。わたしは楠木ユズです」
「あ、俺は湊です」
カカシさんは周りにいた人たちも少し紹介してくれた。

立派な髭を生やして煙草を吸っているのがアスマさん。イズモ、コテツさんという人も紹介されたが、正直どっちがどっちだか記憶できなかった。

「ま、紹介はこんな感じかな。ユズ、君は自分の事をどこまで知ってる?」
いきなりの質問に頭の中ははてなでいっぱいになった。
あたしは何を知ってるはずなんだろう。

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