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【REBORN!】最初で最後の恋人

第13章 新たな敵
















部屋に2人きりとなった私たちは・・・


『・・・・・・』

ツナ「・・・・・・あ・・じゃあ俺も自分の部屋に戻るね。
   病み上がりだしゆっくり休んで。」

『待って!行かないで。』

ツナ「え・・・?」

『怖いの・・・。』

ツナ「怖い・・・?」

『目を瞑ったらツナ君がヴァリアーに
 やられてるところを思い出しちゃうような気がし
 て・・・』

ツナ「妃莉ちゃん・・・。」

『あの時、もっと私に力があればツナ君も
 もう少し楽に戦えたんじゃないかって・・・。』

ツナ「妃莉ちゃんはすごく頑張ってくれたよ。
   こんなに弱くて頼りない俺を
   助けようと自分が倒れるまで頑張ってくれた。」

『ツナ君・・・。』

ツナ「・・・分かった。妃莉ちゃんが眠るまで
   傍にいるよ。」

『ありがとう。ツナくん・・・。』

ツナ「だから安心して目をつむって?」

『うん・・・おやすみ・・・。』


そう言って私は目を閉じた。
すると、私の手に温かいものが触れた。

ぁ・・・きっとツナ君が私の手を
握ってくれてるんだ。

ツナ君が傍にいてくれてると思うと
すごく落ち着く・・・。
落ち着いたはずだったのに・・・。






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