• テキストサイズ

【REBORN!】最初で最後の恋人

第6章 修行Start!


『ん・・・・』

ツナ「妃莉ちゃん!?」

獄寺「おい!妃莉!?」

山本「有栖!?」

誰かが私を呼んでる・・・?

『ぅ・・・ん・・・・
 あれ・・・?ツナ君と・・隼人君と・・
 武君・・・?』

ツナ「大丈夫?修行で倒れたって聞いたけど・・・?」

3人ともすごく心配そう・・・。

『平気だよ。早くみんなの力になりたいから
 これくらい全然大丈夫』

獄寺「こんなになるなんて一体どんな修行してるんだ!?」

山本「それにそんなに無理に笑う必要ないのな」

『みんな、優しいね・・・。でも、本当に平気・・・。
 それに私みんなよりお姉さんだもん。』

ツナ「そんなの関係ないよ!妃莉ちゃんは
   女の子なんだもん」

獄寺「そうだ!だから無理はするな!」

『ありがと・・でも前にも言ったよね?
 私・・・みんなの力になれるってわかって
 嬉しいの・・だからこの喜びを
 私から奪わないで・・・ね・・?』

ツナ「わかった・・・そのかわり
   しんどくなったら休んでもいいんだからね?
   本当に無理しないで?」

ツナ君が手を握ってくれてる?

『ありがとう・・・』

あれ・・・?

『みんなまた怪我してる・・・
 ツナ君たちだって強くならなきゃいけないのは
 わかるけど・・・無理しないで・・・』

そう言って私はツナ君たちの傷だらけの
体に触れて祈った・・・。
”早く治りますように・・傷だけじゃなくて
全部全部治りますように”

ツナ「妃莉ちゃん!」

『なに・・・?』

獄寺「こんな時にまで能力(ちから)使うな!」

山本「しかも結構深い傷も治ってるのな。」

ツナ「今日一日修行しただけでここまで・・・。」

『よか・・・た・・・今日修行しても・・・
 全然ダメダメだったから・・・
 前よりは役に・・・立てる・・・ように・・・
 なった・・か・・な・・・・』

ツナ「俺たちの傷なんかより妃莉ちゃんの方が
   ボロボロじゃん・・・」

獄寺「自分がこんな時にまで俺たちのこと
   心配するなんて・・・馬鹿だよ・・お前は・・・」

私がまた気を失う前にツナ君達が
そう言ってるのが聞こえた気がした・・・。
/ 99ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp