第8章 34日目
「出た、ニノのヤキモチ!寂しがり屋さん!」
「うっせえな、あいばか」
「あーいいの!?いいのかな?
ちゃんに言っちゃうよ!?」
「なんだよ、うるせえな
近所迷惑考えろや!」
「ちゃん、
ニノこの間ね、俺ん家に来て」 「あーーーーーーーーーー」
もう30過ぎのいい大人がソファーで笑いながらジャレている。それはテレビでも、私と一緒にいても見ることの出来ない彼の表情。
「ふふ、楽しそう」
「あの2人はいつもあーだよ」
私の隣で松本さんが笑う。
皆さんが来てくれたおかげで、いいものが見れた。