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アンバランスな恋模様Ⅱ
第7章 33日目
「ちがう?」
私の疑問に答えることなく、またその紙に書き足す彼。
「わたしの」と書かれたサインの上に「←これ」と「彼の書いた私」を示す言葉。
「………、」
驚く私を見て、満足そうな彼の声色が1トー ン上がった。
「あなたは、私の、でしょ?」
下手な二宮くんの絵にまさかドキドキさせられるなんて、なんたる不覚。
『 わたしの 』END.
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