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アンバランスな恋模様Ⅱ
第5章 31日目
家の前に止めてもらい「お疲れ様」と言って車を降りた。車が見えなくなると軽く早歩きで家路へ向かう。
自分の家なのに、そっと鍵を開けて、暗い玄関の電気をつけた。
やっぱり寝てるよなあ。
リビングに入るとダイニングテーブルには旨そうな晩飯にラップがかけてある。
本当に彼女が自分の家にいることを実感すると、なんだかほっとした私。
マジか、と自分の気持ちに驚きながら晩飯の隣に紙切れを見つける。
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