第15章 赤い月夜 [青根×二口]
気が付くと、公園のベンチで寝ていた。
その横には青根
「・・あっ・・・青根・・・」
「・・・・。」
「あぁ・・・大丈夫だ・・・」
と、青根が黙ってコーヒーを差し出した。
「サンキュ・・。 っつか、ヴァンパイヤってホントにいるんだな。」
「・・・・・・。」
「謝んなよ、青根・・・お前は悪くないし、お前のおかげで助かった・・・と言いたいが・・・・」
俺は青根の肩に手を置き耳元で囁いた。
「普段の俺に感謝しろよ」
その瞬間青根は真っ赤になった。
実は、普段から青根はそういう行為には疎く、完全に俺の指示で動いていた。
受けは俺だが、手順はすべて俺が教えていた。
それを、今回は青根自身がすべてこなし、リードし、俺の体を逝かせた。
真っ赤な青根におれはまた興奮した。
「青根、帰るぞ」
「・・・!!」
「あぁ~、違う違う。お前んちにだ」
「・・・!!」
「あぁ、また教えてやるよ・・・もっといいこと♥」
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