第11章 赤い月夜　　[東峰×西谷]

旭さんの姿をしたヴァンパイヤは、俺の頬を触った。

「西谷はホントに可愛いな。血を吸うだけじゃなくて食い尽くしたいくらい。」

「はっ、旭さんの体で全然似あわねぇセリフ。」

「そーなのか？」

「あんたも運が悪いな。もっとワイルドな人の体を借りればよかったのにな。」

「いや、俺は体よりいかに体の持ち主がその愛人を愛してるかが問題だからね♥」

「旭さんの姿で♥つけんな。」

「まぁまぁ、じゃあ、もっかい吸わせてね♥」

と、ヴァンパイヤはまた俺の首から血を吸いだした。

「うっ・・・・ふっ・・・・・。」

ジュッ・・・ジュル・・・・・・。

「んん・・んぁ・・・・。」

「はぁ・・・西谷、すっげぇいい顔してる。」

と、ヴァンパイヤは首から口を離した。

「はぁ・・はぁ・・・。」

「その目・・すげえそそる」

と言い、俺の口をふさいだ。

「ん・・んんん！！」

舌が絡んできた。

しかもすげえ勢いで奥まで入ってくる。

「はぁ・・んあ・・・んん・・・」

「っはぁ・・西谷、勃ってるよ。」

「あっ・・」

ヴァンパイヤは、舌を舐めながら俺のを触り始めた。

「んんん!!!」

いつもより力が強い・・・痛い・・・

「はぁ・・痛ぇ・・・」

と、俺は睨んだ

「へえ、でもその顔じゃ説得力ないよ。すごい気持ちよさそうな顔してるよ。」

「はぁ・・・して・・・ねぇよ・・・。」

「ふ～ん、じゃあこっちは？」

と、ヴァンパイヤは、俺の尻に指を入れてきた。

「ひぁあ!!」

「ふっ・・いいね・・その反応」

と、指の数を増やしてきた。

「うわぁ!!」

「こう・・動かすと・・・」

「あっ・・・ひやぁ!!やめ・・・・ろ・・・・。」

尻の中がぐちゃぐちゃにされていくのが分かる

(いつもの旭さんならこんなことしない・・・もっと優しいんだ・・でも・・・こんな・・・)

「あ・・あさ・・・・旭・・・さん・・・」

(やべえ・・・すげえ・・・気持ちいい・・・)