第33章 傷つけたいも好きの内 [及川×岩泉+α]
金「・・・・。」
金田一は、部活前の着替え中に気が付いた。
岩泉の背中にある明らかにおかしい傷
金「・・・あっ・・・あの、岩泉さん?」
岩「あっ?」
金「あっ・・あの・・・その傷」
岩「あぁ、猫にやられた」
花「んあ?お前猫なんて飼ってねえだろ?」
岩「最近飼い始めたんだよ」
松「でもこれ・・・猫の傷じゃ・・・」
岩「なんでもいいだろ!!ほら!!練習行け!!!」
全「へーい・・・」
と、部員全員を追い出し岩泉は自身の体に着く傷を見る
岩「・・・あのクソ野郎」
及「はーい☆岩ちゃん行くよ~!!」
岩「おう!!」
及川は、いつものようにトスを上げた。
岩泉はいつものように飛んだ。
しかし!!
ズキッ!!
岩「いっ・・・!?」
岩泉は突然ジャンプの勢いが止まった。
及「岩ちゃん!?」
花「岩泉!!」
渡「だ・・・大丈夫ですか!?」
岩「いや・・・大丈夫だ・・・」
というが、岩泉の腰のあたりは赤く染まっていた。
金「岩泉さん!!腰が・・・!!」
岩「あぁ・・大丈夫だ・・・」
松「とりあえず、保健室に・・・!?・・・おい、及川・・・お前・・・」
及「えっ?何?」
その場にいた全員の背筋が凍った。
国「及川さん・・・なんで・・・笑ってるんですか?」