第22章 見なきゃよかった [第三体育館組 月島・赤葦受け]
日「なぁリエーフ!!今日も行こうぜ!!第三体育館!!」
灰「おう!!多分もう黒尾さんたちが居るはずだ!」
と、森然高校の夏合宿中
1年の日向と灰羽はいつもの秘密特訓のために第三体育館に向かった。
日「ちわーーーっす!!!練習しに来ました!!」
灰「黒尾さーーーん!!ブロック教えてくださーーーい」
と、2人は体育館の扉を開けた
が・・・。
日「あれ?」
灰「だれも・・いない?」
そこには、バレーのネットが張ってあってボールが転がっているだけで、黒尾も月島も木兎も赤葦もいなかった。
日「どこ行ったんだ?おーい、月島ー!!木兎さーーん」
灰「黒尾さーーん!!あかーしさーーーん!!!・・・ダメだ、いないな」
日「だな~・・・戻るか」
と、日向は体育館を出ようとした。
すると、
ガシ!!
と、リエーフは黙って日向の腕をつかんだ。
日「えっ・・!?リエ・・・」
灰「シッ!!」
リエーフは辺りの気配を探るように周りを見た。
灰「・・・人の・・・気配がする」
日「えっ・・・・!?どこに?」
灰「・・・こっちだ」
と、リエーフは日向を連れてそっと歩いた。
たどり着いたのは、体育器具室
日「ここ?」
灰「あぁ・・・ここから人の気配が・・・」
日「じゃあ開けるぞ」
灰「うぉい!!バカ!!そっと開けろ!!そっと!!」
と言われ、日向はそっと開けた。
開けた隙間から中をのぞいた。
するとそこには!!!!!