第19章 烏野一家の日常 [澤村×菅原]
その後、二人は下の階に降りて行った。
「子供ら、もうご飯食べたかな?」
「食べてろとは言っといたけど・・・」
と、リビングに行くと・・・
「あっ、やっと来た!!」
と、翔陽が言うと兄弟全員が整列をした。
「お父さん、お母さん・・・・」
「「結婚20周年、おめでとーーーーー!!」」
パァン!!パァン!!!
と、鳴り響くクラッカーの音
「うわぁ!!」
「ちょ・・お前ら~・・。」
よ、紙吹雪を浴びた大地とスガ
「やっと降りてきたのかよ。」
「主役二人いなくてご馳走喰えねえって!!」
と、龍と夕が言う。
「はい、お父さんとお母さん!!ここ座って!!」
と、翔陽が二人を一番いい席に座らせた。
「はい、温めなおしたよ」
と、力が料理を持ってきた。
「よし、じゃあ全員席につけー!!」
と、龍が言う。
「龍兄さん・・・蛍寝てる・・・。」
と、忠はばつが悪そうに言った。
「今すぐ起こせ!!意地でも叩き起こせ!!」
と、夕は怒りながら言った。
「夕兄ちゃん、飛雄暇だからって走りに行っちゃったけど・・・。」
「あれはほっとけ」
と、言い飛雄以外は席についた。
「じゃあ、父さん。何か一言!!」
「えっ?あっ・・・あぁ・・・」
と、飲み物がはいったグラスを持ち
「えぇ~・・・まぁ今日は俺のせいでみんなに凄く迷惑を掛けちまってホントにすまなかった。それでもこうして祝ってくれるお前らや、こんな俺でもそばにいてくれるスガがいてくれて俺は幸せだ。本当にありがとう。」
「これから、何十年先もお前らを守れる父親でいるから・・・よろしくな」
と、大地は笑った。
その笑顔に全員が笑った。
「それじゃ、ずいぶん待たせちまったからな・・・」
「じゃあ、乾杯!!」
「「「「乾杯ーーーーーーーーーーーーー!!!」」」」
----end----