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Dye D? 2

第7章 眠り


眠らせた客を、横山はゆっくりとベットに寝かせ、

テーブルに視線を向ける


テーブルの所には、丸山が立っていた

横山はゆっくりと丸山に近寄った


丸山はゆっくりとパソコンを開いた


丸山「誰かに依頼されてるね...」

丸山は横山を見ながら言った

横山もパソコンを見ながら言った


横山「依頼主は探れるか?」


丸山はゆっくりと首を振ると、ソファに腰かけた。

丸山「機械には僕の力は使えない....」

その言葉に、横山も丸山の横に座る


横山「そうか、頭で探るしかないんやな」

丸山はゆっくりと頷いた

横山は立ち上がり、寝ている女の顔を見た

横山「こいつは、依頼主に踊らされてるだけか?」


横山の呟きに丸山は寂しそうな顔をした


丸山「ねぇ、そろそろ手がかりはあるんじゃないの?」


すると横山は、丸山に強い目線を送った


横山「それより、先ずは赤ん坊や」

丸山は何か言おうとしたが
横山は言葉を続けた


横山「全ての鍵は赤ん坊の気がすんねん、俺..」


丸山は俯いた


横山「なぁ、マル...、
もう弱いふりせんでええんちゃうか?
みんなに全てを教えても...」


その言葉に丸山は身体を震わせた。


横山「まぁ、その壁を越えるんはお前やから、
俺は何も言わへんよ」


その言葉に丸山は小さく頷いた

そして、横山は寝ている女に背を向けて
部屋を出る途中で足を止め

横山「今回は順番を間違えたら、俺らの命が危ない...
先ずは赤ん坊を調べるわ...」

そう言うと、横山は部屋に丸山を残して去っていった。
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