第6章 4。
「ちょ。。。ジヨン。。。ホントに酔っぱらいなんだから!そんな事簡単に言っちゃだめだよ!勘違いしちゃうじゃんw」
私はごまかすように笑いジヨンを引き離そうと、ジヨンの胸を押しながら言った。
ジヨンは更に私をギュッと抱きしめて。
ジ「いいよ。。。」
「え?」
ジ「勘違いして。。。いいよ。。。」
「ジヨン。。。私。。。」
そう言いかけたところで人の気配がしたのでパッと離れた。
そのまま恥ずかしそうにジヨンはフロアに戻ってしまった。
(うそ。。。だよね。。?)
今の出来事が理解出来ず、取り合えず私もフロアに戻った。
ジヨンを直視できず、私は一人でVIPルームに戻り、ドキドキしすぎて乾ききった喉を、ひたすらお酒で潤した。
そんな事をしたもんだから。。。お酒も入り、極度の緊張とドキドキで、私は疲れきってVIPルームのソファでいつの間にか寝てしまった。