第2章 楽しい夏休み?
学園生活にも慣れ始めたころ、私たちに新たな地獄生活が待っていた。
小花「野郎どもー!ついに監獄生活から抜け出せる時が来たあああ!」
奈津「うるさい。」
花「あ〜づ〜い〜。」
花side
長い長い院長先生の話が終わると同時に喜びの声を上げる小花。
それを横目にツッコム奈津
あー二人は元気だなー。どうしてこんなにも元気なのだろうか。私は暑さで枯れそうだよ。
越知「...大丈夫か?」
教室に戻り皆が帰る準備をしている中、机に項垂れてる花を心配する越知
はぁ、キミは天使か。奏多だったら絶対に無視するのに...
花「あ〜うん、私なら大丈「花!皆でBBQしない?」........。」
くそおおおお小花に邪魔されたああ!
タイミング考えて。お願いだから。
小花「花?」
内心、独り言をしている私に可愛らしく首を傾げる小花。可愛いから許す。
奈津「暑さでやられたんじゃないの?」
花「うん。それで?BBQいつにするの?」
話を元に戻すと小花に問い
小花「今週の土曜日がいんじゃないかって思うんだけど!」
花「じゃあ、皆に聞いてみないとね。」
小花「うん。」
と、そのあと皆に連絡をすると皆参加できることがわかり、買い物を着々と進める花たち。
当日、上手くいくのだろうか...
上手くいくよ☆by小花
~当日
カラッと渇いた空気に照りつける太陽の下で、ヒロイン達のためにBBQの準備をする逞しい男ども....と、行くはずが
桃「おい越前!テニスしよーぜ!」
越「いいっスよ。」
ラケットを持参していたのか取り出すなり試合に集中
花「って、何でテニスするかな〜
普通準備するの手伝うでしょ。」
試合をしだす2人に溜息をつき
奈津「まあ、男子ってそーゆうもんじゃん。」
大人な反応する奈津。..カッコイイっす。
そんな中、何やら騒がしい連中が。
小花「やーい!捕まえてごらんなさーい?」
千石「待ってよ小花ちゃーん♪」
...追いかけっこですか?楽しそうですね。