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神の巫女Ⅱ

第6章 子供


「うん。ありがとう。」

「ホント、剛ってたまにいいこと言うよね。」

蘭ちゃん…冷たい…

「でも、あのセリフは悠君が言うべきだったと思うな。せめて一言目でも…なんで剛さん言っちゃたのかな?」

怖いよ華ちゃん。剛さん可哀想。

「お前ら酷いわ!俺やて傷ついてるから!」

「今こんな事言うのも難ですけど…僕としても一言目は悠が良かったです。もしくは姫様ですかね~親の先輩というか…同じ経験をしてる先輩ですからね。」

あぁ、これきっと止めだ。ご愁傷様です。

「桃まで…本当にお前ら容赦ないねんな。」


ぐ~~~~~~………。


誰かのお腹が鳴った。のかな?

「あ、ごめんね。」

「楊様…。皆さんもお腹空いているでしょうから、お食事を頂きましょう?僕のお腹も鳴りそうです。」

「そうだね、食べようか。」

さっきから庇翼院の子供達が落ち着きない。お腹が空いているのだろう。
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