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白い鬼の子は何を見る?【鬼灯の冷徹】

第2章 白い鬼の子


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暇だ。


そう思って現世まで来たのにちっとも面白くねぇ。



そういえば今朝から村人が騒いでたな。



暇だし見に行くか、




村人「鬼のくせに腹は減るんだな」



ヤベェ、今すぐあの村人殺してぇ…



鬼でも腹は減るんだよ。



俺は鬼と言われてる奴に目を向けた。



あいつ、笑ってる?



木の上からだから良く見えねぇけど、あいつは、今確かに笑った。



「気にいった」



俺は一言そう呟くと静かに笑みをこぼした。
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