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お別れアラーム
第4章 *アラーム
さっきまで、確かに希美はそこに立っていたのに。
なんで、いないの?
「希美……?いるよね?」
声が震えるのを、抑えきれなかった。
また、置いていくの?
そんなのないよ…。
そして。
アラームが、止む。
「……美亜?」
ふと、後ろから聞き覚えのある声。
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