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真逆な彼女
第4章 言いたくて、言えなくて
「…なぁ成海」
「ん?」
好きな人できたっぽい。
そう言い終わる頃、成海の表情は驚きの一色になっていた。
「嘘やろ?は、おかん、え?仕事先の人か?」
ちゃうわ。あんたと仲良ー子かなぁー。は!?嘘やろ!?…うん、嘘やで。好きな人なんか居るかいな。引っ越すのに。
そうだ、引っ越すんだ。どうせすぐに会えんくなるんだもの。この気持ちは蓋をしてしまっておこう。
小さな溜息が一つ溢れた。
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