第2章 君 の 存 在 .。
いつもの学校生活。
教室は毎日変わらなく騒がしい。
席に着き 机の上にほおづえをついて
周りのみんなの話を聞くフリをしながら
俺の目線の先にいるのは____ 君。
友達と楽しそうに笑顔でお喋りしてる。
その笑顔を見ると こっちまで笑みが溢れる。
〝ガラガラ…〟
不意に教室のドアが開く
○○「あ、裕翔っ!」
君以外の人が 俺の視界に入り込む。
君のこと 見つめるだけで終わってしまうのは
アイツがいるから…。
裕翔「よっ、○○」
2人で微笑み合ってる
俺はいつも 君に一方的に笑顔になるだけ。
あんな笑顔 俺には見せてくれない。
悔しさが募っていく…。
そのまま2人で教室を抜けてどこかへ行ってしまった
…仕方ない。俺の気持ちは届かないままでいい。
ずっと、そう思い続けてる。
それしかないんだ
じゃないと………