第17章 沢山の思い出を...
なんとか藤ヶ谷達に追いつき夏祭りへ...
下駄の音を響かせながら出店を嬉しそうに回るユリ。
最近は、落ち着いたのか耳やしっぽはあまりでなくなった。
でもたまに......
「わたあめ...苺...プリキュアなの......」_ピョコッ
「あらら、ユリちゃん耳としっぽ出ちゃったね(苦笑)」
_パシャッ「和服に耳&しっぽって最強すぎでしょ!」_パシャパシャッ
たまに出てしまう(苦笑)
ちなみに耳としっぽが出てしまった場合は、そのままにしている。
だって......
こないだ東京DLに行ったらおもいっきし耳としっぽがばれ
ファンによりSNSに散乱しちゃったもん(苦笑)
混乱するのかと思いきや可愛いと大評判なためあえてそのまま......
「あ、見て!あの子耳生えてる!可愛い~」
「ねぇ、あの子ユリちゃんかもよ!
ユリちゃんいるってことはキスマイも来てるのかなぁ......」
あの事件以来人狼の存在が明らかとなった。
最初は怯える人も多かったが、
テレビによる特集により人狼に対する考えが変わった人が多くなったという。
だからコンサートに連れて行って、
たまにステージに上がらすと意外なことに大好評だった。
「ガヤ......わたあめ、プリキュアがいいの。」
「プリキュア?ユリちゃんプリキュア好きだねぇ(苦笑)
すいません、このわたあめもらえます?」
「......。」
(藤ヶ谷の野郎、さっきからずっとユリと手繋いでやがるし......)
その為タマは不機嫌、カメラを片手に殺気立たせていた。
「ありがとうございます。はい、ユリちゃん。」
「ん、ありがとうなの。」
アホくるさせ藤ヶ谷からわたあめを受け取る。
「ねぇ、やっぱりあれユリちゃんと藤ヶ谷君だよ!」
おーい、おもいっきしバレてるぞー(棒)
「藤ヶ谷君って相変わらず子供好きだよねぇ......
てっきりシ●タかと思ったけど意外とロ●なのね。」←
ファン...orz
藤ヶ谷、お前のイメージどんどん崩れてるかもな......