第12章 滅亡の危機
__翌日
「ふぅ...よく寝たぁ......」
大きなあくびをしながら起きる高嗣。
「お前大分寝てたぞ(苦笑)」
健永が苦笑しながら言う。
「マジで!?みつより遅いってどゆこと!?」←
「おいっ!」
「「「......(苦笑)」」」
「......なぁ、早く朝飯食べようぜ。俺腹減ってんだけど......」
ちょっと不機嫌気味の太輔。
「もしかしてずっと俺を待ってたの!?」
「あぁ。お前がいつまでも起きなかったら......
お前ら食って腹ごしらえするつもりだった。」←
「「「こえぇよ!!!」」」
ユリside
ユリ達は高嗣より早くに起きており、朝ごはんを済ませていた。
「......俺、外に行きたい。」
「今はダメだ、外に行くのはもうしばらく経ってからだ。
今は我慢しなさい。」
「なんでなの?」
「今外に行くと危険なんだ、しばらくはこの施設の中にいなさい。」
「「......。」」
__ブーブー!ブーブー!
_ビクッ「「っ!」」
いきなりの警報音に驚くユリとリョウガ。
「っ警報?なぜこんな朝早くに......っまさか!」
翔は椅子から勢いよく立ち上がり一気に顔色を変えた。
_ガチャッ!「っ大変です所長!反研究そs.._バンッ!.....っ」
扉のすぐ横で銃声が響き渡った......。
「「「っ......!」」」
一人の研究員は部屋に入ってきたが、
報告を終える前に何者かに頭を打たれその場に倒れた。
「っ二人共...下がってなさい......」
「「っ......」」
翔は懐に隠していた拳銃を構える。
「っくそ......」