第10章 失われた記憶の真相...
「「「っ!?」」」
「っ父...さん......」
姿を現したのは翔だった。
「お前......なんでこんなところにまで来た?
ユリの傍にいたんじゃなかったのか?」
「......何か、大事なこと忘れているような気がしてて......
それで、この人達ともどっかであt..「いい加減にしなさい。」...っ......」
「早くユリの元に戻りなさい......ここはお前が来るところではない。」
「っでも!......俺は、動物園じゃなくて......
北アメリカの森で生まれた狼なんでしょ?」
「っ!?」
翔は一気に顔色を変えた。
「っリョウガ君......」
(アイツの顔色を見ると......
リョウガ君が言っていることは本当のことらしいな......)
確信に思う太輔。
「......お前ら、」
「「「......?」」」
「リョウガに何を吹き込んだ?」
「「「っ!?」」」
翔は瞳は戸惑いのものから怒りへの瞳に変わった。
「リョウガまでを......
リョウガまでをユリと同じように
俺から奪うというのか......」