第10章 失われた記憶の真相...
「もうトラウマになってるわ。」←
「俺のおかげで死ななくてよかったな(笑)」
「なんかムカつくけど......そうだな、
あのままだったらユリちゃんに八つ裂きにされてたな(苦笑)」
「でもユリちゃんに殺されたら本望じゃない?」←
「「「おい......」」」
裕太に一斉にツッこむメンバー。
__コツ...コツ...コツ...
「「「......?」」」
和やかになってきた雰囲気の中、誰かが階段を下りてくる音が聞こえてきた。
「一体誰だ?この感じの足音......まるで子供のような......」
耳を澄ませる太輔。
「っまさか、ユリか?」
宏光はそんな期待を胸に寄せた。
だが7人の前に姿を現したのは......
「ユリじゃなくて、すいませんね......」
「っ君は......」