第10章 失われた記憶の真相...
翔side
「許さないの......」
「っ......!」
「っユリ!」
「っユリちゃん一体どうしちゃったの!?」
ユリはしばらく俯いたあとしばらくして顔を上げた......
その時ユリの目は紅くなっていた......こんなことは初めてだ、
ユリはリョウガを傷つけられたことで感情が高ぶっている......。
「どうやら......リョウガを傷つけたことで、
ユリを怒らせてしまったようだね。」
「っ......!」
宏光は目を見開いた。
「っユリちゃん......」
「許さないの......」
「っユリ!俺は大丈夫だから落ち着i..「許さないの。」
っリョウガの言葉も......届かないか......
「っユリ!頼むから......頼むから藤ヶ谷を傷つけるな!」
「っお願いユリちゃん!落ち着いてよ!」
「......。」
何も答えないユリ。
「ユリ、ちゃん......」
っこの状況は危険すぎる......ユリを止めなくては......!
「っユリ......落ち着きなさい。
むやみに傷つけてはいけない......ここはリョウガに任せなさい。」
「っ藤ヶ谷!」
「っ......」
周りが漠然としてる中、ユリはむくりと立ち上がる。
「許さない......
殺すの......」
っ俺の声さえも......ユリに、トドカナイ?