第6章 行動開始
そして研究員を柱に縛り付け、睡眠薬の飲ませた太輔。
「ガヤ、この睡眠薬はどれくらい効くの?」
睡眠薬の効き目が気になった高嗣は太輔に聞く。
「ざっと2時間くらいだ。俺らも、2時間内に帰ってこれるようにする。」
「「「「了解っ!」」」」
「藤ヶ谷、鍵は念の為に閉めておくか?」
「そうだな......渉、俺らが出て行ったらここは鍵を掛けといてくれないか?」
「オッケー!」
「ありがとう、渉。
よし北山、タマ......俺らは急ごう。
ここにあった警棒、懐に怪しまれないよう隠しとけ。」
太輔は管理室にあった警棒を二人に渡した。
「わかった。でも二つしかねぇな......藤ヶ谷はどうすんだ?」
「俺は、爪があるから......」
ジャキッ!
太輔は爪を変化させた。
ビクッ
「「「やっぱりこえぇよ!!(泣)」」」
「お前ら、一回は見ただろ(汗)」
「「「そんでも怖いから!」」」
「......安心しろ、俺は出来るだけ素手で対応するつもりだ。
爪は......万が一の為だ。」
「「「......(汗)」」」
(((それでも怖いんですけど......)))