第3章 3.君への電話
二宮『心配性ですね、翔さんは』
櫻井『…そうなんです。』
松本『てか、早く行けや』
櫻井『…はい。』
相葉『俺も行っていい?』
櫻井、松本『ダメに決まってるでしょ(だろ)』
相葉『……』
櫻井『じゃーね!』
バタン
早く会いたいんですけど。
なんなんですか、この気持ちは。
早く会いたい。
もっかい電話しよーかな。
プルルルル…
梨々香『もしもし!』
あれ?
なんか変だな。
電話なのに近くにいるように感じる。
と思ったのもつかの間。
櫻井、梨々香『『あ。』』
目の前にいるじゃないか。
あんな可愛い服装して。
あんな満面の笑みで。
目の前の声と電話の声が一致する。
梨々香『ふふふ。コンビニ行こうと思ってたの。まだ来ないかと思って。』