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【ONE PIECE】もしもあなたが連れて行ってくれたなら

第12章 花言葉の想い


「キラー……」
 アユナはキラーの瞳を見つめた。
「絶対とは言わない。だけど……わたしを忘れないで……お願い」
 キラーは目を細めて、自分のポケットから何かを取り出した。
「……それ……」
 それはミューから貰ったシオンのブレスレットだった。キラーはそれをアユナの左手首につけた。
「約束しよう」
 アユナは少し心配そうなだけど、驚いたような顔をした。
「おれは絶対に……お前を忘れない。例え、何があっても」
 キラーはアユナの左手を両手で包み込んだ。
 アユナは嬉しそうな微笑みをキラーに向けた。
「ありがとう。キラー」
 アユナはそっとキラーの手を離した。
「ああ」
(次はお前に想いを伝える)
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