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【ONE PIECE】もしもあなたが連れて行ってくれたなら

第12章 花言葉の想い


「それでは、お会計をさせていただきます」
 店員はレジに行って、精算を始めた。
「2つ合わせて3万ベリーです」
 店員はにこりと微笑んだ。
 アユナは3万ベリーを払おうと、鞄の中から財布を出そうとしたが、その手をキラーに止められてしまった。
「キラー?」
「アユナは金を出すな。おれが払う」
 キラーは自分の財布から3万ベリーを出そうとしたが、今度はアユナがその手を止めた。
「アユナ?」
「わたしが払う」
 アユナは真剣な目でキラーを見た。
「わたしがミーウにあげるんだから、わたしが払わないと意味がないじゃない。だから、キラーは払わないで。お願い」
 キラーはアユナの真っ直ぐな黒い瞳を見つめた。そして、微笑んだ。
「わかった」
 それを聞いて、アユナは笑った。その後、3万ベリーを払った。
「ありがとうございました」
 店員は頭を下げた。
「まあ、ペアリングをお買いになったのですね」
 2人がそのまま店を出ようとした時、店の奥から1人の美人な女の人が出て来た。
「ここのペアリングは願いが叶うことで有名なんですよ」
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